視聴覚文化研究会 特集「カント感性論の現在形」
ということで、3月8日に「コメンテーター」します。
詳細はこのリンク先をご参照ください。
前で話を回す、とかより、代表質問者みたいな形みたいです。たぶん。だから、何でも質問しそうな僕にお話が来たんでしょう。
芸術(諸)学に関心がある人のほとんどは「カント感性論の現在形」には関心がないと思うし、僕も、個人的には「カント感性論のアクチュアリティ」というよりも「カント感性論に言及することが意味する、制度としての”美学”に対して持つ(かもしれない)アクチュアリティ」のほうが興味があったりします。カントについて語るという行為とか研究者(の存在)が、日本の「美学」とか「芸術学」の状況について何がしかを炙り出してくれないかな、とかそんなんです。
でも「制度としての”美学”の話」なんかつまんないから、他に何か面白い方向が見えたらそっちですね。
だからって、僕は決して、隣接領域との対話を試みたり発表者の意図を深く汲んで議論を深めるといったことをちょちょいとできるタイプの頭が切れる人間ではないので、とりあえずできることとして、何か質問し続けます。
だから、皆様、御用とお急ぎの無い方は(ある方も)、お誘いあわせの上(一人でも)、どうぞご来場ください。はやめに会場に発言権を渡したいと思います。何か面白げな発言をする人がいることを期待してます。
でもまあ、発表者が何を発表するかよく知らないので、詳しい方針は直前に考える、と。
全員の所属が「…大学非常勤講師」だな。
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大学院教育改革支援プログラム:古典力と対話力を核とする人文学教育
第15回視聴覚文化研究会/第3回神戸芸術学研究会 合同研究会
特集「カント感性論の現在形」
研究会主旨
コンピュータ・テクノロジーの到来によって大きく変化する社会において、カント哲学、とりわけ感性論を私たちはどのように捉え、または捉え直すことが可能なのか。またこうした状況下で、カント哲学の周辺で従来語られてきた「カント哲学のアクチュアリティ」という問題はどのように考えることができるのか、そもそも問いとして成立するのか。本研究会は、以上の問題に対して様々な側面から検討していく。
* 日時:3月8日 14:00~17:00
* 場所:神戸大学視聴覚教室(C152)【会場案内】
* 発表者【発表要旨】
o 杉山卓史(京都市立芸術大学非常勤講師)
o 伊藤政志(近畿大学医学部非常勤講師)
* コメンテーター:中川xx(京都大学非常勤講師)
* オブザーバー:長野順子(神戸大学)
2009年2月26日木曜日
カント感性論の現在形-3/8(日)
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