6/20/2009に、個人的な人生の転機を迎えることに決めました。
なので、今後はこちらのブログを使います。
近況報告とか研究のアウトプットのアナウンスとか生存報告とかする予定です。
人生の転機ごとにブログを引っ越すのは良くないと思うので、ブログの引越しはこれで最後のはず。
今後はこっちのブログに定住するつもりです。
RSSに登録してある皆様、変更したり色々しておいてください。
それでは
2009年7月13日月曜日
2009年7月12日日曜日
マンゴー
ということで、仲は悪かないけど全くコミュニケーションのなかった兄貴と、たぶん15年以上ぶりに、親を介さずに(僕の妻がいたけど)一緒に夜のスーパーに出かけて、MESA(オークワ・グループのスーパーのブランド名の一つ)で、良い食べものをたくさん買ってもらった。
で、太陽のたまご(宮崎産のマンゴー)を買ってもらった。
とりあえず何か良いもの食べれば何か良いことを思いつくだろうし、二年間猶予があるなら何とでもなるだろう、ということらしい。
ということで、明日食べよう。
和歌山からの帰りに食べた生キャラメル、美味かった。
ということで、色々整理とか区切りをつけつつあるはずなのだけど、まだ色々と片付けておかないといけないこともあるし、色々決めておかないといけないことがあるなあ、と思った。
一ヵ月後、半年後、一年後、二年後の就業職種とか就業形態の希望とか、どこかに提示するための履歴とか職歴とか学歴とか。
整理せねば。
まあ何とかなるだろう。
幾つかの論文の整理も並行作業で進めておかないといけないのがけっこう面倒くさいけど、こっちは、まあ、けっこう簡単にできるはずだ。
2009年7月11日土曜日
2009年7月9日木曜日
義理と人情
あと、直接挨拶しておきたい数人には、まだ会う機会があるはず。
挨拶しとかないと突然消息不明になったように思われるだろうけどそれは何かシャクで嫌だなあと思うのも挨拶しといた理由の一つだけど、だからって、挨拶しといたら色々なルサンチマンが解消するわけでもない。だから、まあ、やっぱり、挨拶しといたのは、義理と人情を大事にしてるように見えると思ったからだろう。
とりあえず、以後しばらく、僕は「自分探し」してることにしといてもらおうと思った。
ちょっとびっくりしたのは、今日は、ものすごくスムーズに、僕の決めたことをきいてくれたこと、かな。それもまた当然納得できる、って感じで。
色々な反応があって然るべきだと思うけど、本当に様々な反応があるものだなあ、と思った。
ま、だからって、僕の「自分探し」は、具体的には何も進んでないけど。
はやくTOEICを申し込まねば。
2009年7月8日水曜日
ACアダプターの落とし物
「なんだ、この合理化された大学の間抜けな感じは。」
と思ったのだけど、教室にあったのは、VAIOのACアダプターだった。。。。
つまり、誰かが間違えてレッツノートのACアダプターを持ち帰ってるらしい。
うーん。ややこしい。
で、思ったのだけど、非常勤講師って、ファーストフードのバイトみたいにしっかり管理されてはいなくて、なんというか、例えば、どっかの遊園地の自動販売機にコーラとか補充するバイト程度のかかわり合い方しかない(できない)(させてもらえない)場合が多いと思うけど、でも、なのに、「その遊園地の人」扱いされ(て、それ相応の振る舞いやら仕事やらを要求され)るんだなあ、と思った。
もちろん、良い点も悪い点もある。言っても仕方ないので、家族や友人にしか説明する必要はないけど。
例えば、「非常勤講師→専任講師」というステップがあるものだと思うものみたいだけど、そういうのは、まず、ない。
とか。
あるいは、不思議な話だけど、「先生」扱いされるからこそ、色々、頑張れる。収入とかステータスとか「他の人との格差」とか考え出したら劣悪な仕事(あるいはバイト)でしかないのだけど。
(劣悪な環境下で「先生面」し続ることは困難だろうから非常勤の人間が「先生面」し続けるためにはこういう産業形態は変化する必要があると思う。だからこういう産業形態は今後何十年も続かないんだろう。たぶん。「経済的合理性」と「合理性」は常に同じではないだろう。でも僕にはもう関係がないだろう。)
目前の僅かな人間関係は、何年も続かないだろうけど、人を動かすのだなあ、と思った。
2009年7月6日月曜日
7/25にライブします。
7/25に、-このイラストの四人でNeeTeRsという名前のバンドで、The Wembley Crownというところで演奏します。
Mo-Hillsという二人組(右後ろの二人がギターとドラムで演奏します)の前座のはずです。
客層は不明、というか、今までしたことのある「ライブ」という感じじゃないみたい。
なんか分からんけど、まあ楽しもう。
The WembleyCrownというところは、近鉄奈良駅の近くで、フィッシュ&チップスが大変美味しいところです。
このイラスト、このブログの右側にもある「僕を見たことがない人が僕を想像して描いた僕の似顔絵」より似てるのは勿論だけど、なかなか良いですな。頬をこけさせたらリアリスティックに似てしまうんだろうな。
2009年7月5日日曜日
科学のまちの博士たち
けいはんな学研都市~「科学のまちの子どもたち」プロジェクト展開中: "科学のまちの“博士”たち"
木津川市図書館に行ったら、このポスターが貼られてあって、知った顔が幾つかあって、びっくりしました。
科学のまちで文学博士は博士の将来に絶望したのだけど(「博士であること」そのものにはほとんど何の意味もないことを思い知ったのだけど)(というか、一般論化したり他人のせいにしてはいけない。僕は自分の事例のことしか念頭に置いていない。)、今日は『レスラー』を見るべく夕方から京都シネマに出かけてマノアマノでご飯食べました。
で、四条まで出てから、今日から『レスラー』の上映時間が午後三時からに変わったことを知りました。
ショック!
なので、結局サンダル買って帰りました。
なので、この夏の和歌山への帰省は、和歌山で『レスラー』が上映されているときにすることにしました。
で、帰宅してから、やっと『007 カジノ・ロワイヤル』見ました。
007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
エヴァ・グリーン, マッツ・ミケルセン, ダニエル・クレイグ, マーティン・キャンベル
ダニエル・クレイグは、かっこいいか、と言われると、たぶんかっこいいと言われるんだろうとは思うけど、何だか「面白い」。そして、007にも関わらず、ハラハラドキドキしました。
子供の頃に見た印象しか残ってないので「007シリーズ=陳腐でちゃちい」という印象だったのだけど、カメラワークとかストーリー展開とか、面白かった。
次作も見ておこう。
2009年7月4日土曜日
転機と利根川と黒崎
妻のMixi日記における指摘より、二匹のロボロフスキーを飼い始めたのは、今、我が家が色々な転機を迎えているかららしいことが明らかになった。
で、名前は、中川家で今読まれている『カイジ』にちなんで、「利根川」と「黒崎」。僕にも判別できるようになった。
比較的細くて元気に走り回っていることが多いのが「黒崎」で、比較的太っていて腹を出して寝ていることが多くてたいがい「黒崎」に乗られているのが「利根川」。
僕は、『カイジ』の世界では、まず間違いなく「利用されたり食われたりする側の人間」だし、ここ数年、「利用されて終わったなあ」とか「無視されて終わったなあ」という人間関係に悩んでいたけど、でもまあ、正確には(そして普通の話だけど)、僕は『カイジ』の世界の中で生きているのではない。
なので、「利用されたり食われたりする側の人間」だからといって、「悲観的」になる必要はない。
と同時に、「利根川」と「黒崎」をハムスターのように手玉に取れるからといって、だからといって何らかの優越感のようなものを感じることもない。(当たり前だ。)
とはいえしかし顕著な変化が幾つかあって、例えば、Flickrの写真にコメントしてくれる人が増えた。
-----------------------------------------------
34になる前に、区切りがついたらブログを引っ越そう!
2009年7月3日金曜日
2009年7月2日木曜日
自分探しと西部講堂
まあよくある話だ。
(けっこうよくある話だ。)
軽音の部室って、焼ける前みたいに戻ったのだろうか?知らんけど。
これでは、西部講堂辺りを、昔使ってたみたいに、自分の車の違法駐車場としては使えんなあ、と思った。
何人かの人に現状報告とか考えていることを報告することによって、自分の思考とか志向は明確化していく。
ただなんか、「自分とは......ではない」という規定の積み重ねをしている気分になってきた。
僕は色々なことを悪い方向に考え過ぎているのかもしれない。
だからといって「就職はそろそろ決まるもんだ」とも全く思えない。
2009年6月30日火曜日
4限と5限
4限でしてみて、その反省を踏まえて5限するので、5限のほうが、そりゃしっかりするよな!
(ここでは今年初めてする話ばかりなので)毎週そうなのだけど、今日は、我ながら、特にすごかった。
なんというか、やっぱなんでも、伝える内容よりも伝え方!なんだろうな。
いつまでたっても、授業とか話し方の「カタチ」は見えてこないけど。
というかむしろ最近は、ちょっと「パニクる」ようになった気がする。
個人的な問題のせいで。
まあ夏が来るから何とかなるだろう。
それより問題は、このx05htの液晶がなんかおかしくなったことかな。
2009年6月28日日曜日
新しいハムスターの名前
2009年6月27日土曜日
2009年6月26日金曜日
20090620-0625
2009年6月21日日曜日
まんどろやま展望台
けっこう近くて、でもすごく見晴らしが良い。
あれから12年なんだなあ、と、強烈な感慨に耽った。
そう、12年なんだ。
ということで、このあと、(荷物がどうしたこうしたという理由で)妻が通う研究所に行って、ついでに(土曜日に研究所に来てたワダイ出身のオグリシュン的でマトリックスのエージェントのスミスを増殖させようとしている人と一緒に)畑に水をあげてから(その後すぐに雨降ったけど)、新しい気分で生活していくために新しいハムスターを迎えるべく、新しい(ハムスターの)家を買った。
新しいハムスター自体は、月曜以降!
乞う御期待!!
刮目して待て!!!
(このブログの目的は、なんだかもう、我ながらよく分からない。)
2009年6月16日火曜日
memo-MAN ON WIRE
大阪 | 梅田ガーデンシネマ | 7月上旬 |
劇場URL | http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/ |
---|
京都 | 京都みなみ会館 | 7月25日~ |
劇場URL | http://www.rcsmovie.co.jp/ |
---|
2009年6月15日月曜日
memo-スライド区画 格納 Impress - Google 検索
スライド区画 格納 Impress - Google 検索:「スライド区画」の右側じゃなくて、「スライド」と書いてある文字の右側をダブルクリック!
メモ-「レジーナフォン」
「ディスク型オルゴールとディスク型レコードの兼用型機器」あるいは「オルゴールと蓄音機の兼用型機器」
けっこう面白そうなので、今後、調査すること!
まずはウェブクリップのメモ。何をどこから調べ始めたら良いのか、から考えること。
オルゴールを紹介: "レジナフォンスタイル240 (Reginaphone Style 240):アメリカ 1910年代:オルゴールと蓄音機が兼用となった便利なオルゴール。上部両端にライオンの顔が付いています。"
オルゴールと蓄音機の歴史: "ディスク型オルゴールがかけられ、ディスク型レコードもかけられる正しくオルゴールと蓄音機の折衷機"
Regina Music Box - History and value by art historian Dr. Lori: "History of Music Boxes"
2009年6月14日日曜日
『萌の朱雀』をBSで見た。
萌の朱雀 [DVD]
國村 隼.尾野真千子.和泉幸子.柴田浩太郎.神村泰代.向平和文.山口沙弥加 他, 河瀬直美
省略が多いしセリフもあまりなくて、物語はすぐには分からない。
「家族が離散していく話」とも「過疎化していく日本を象徴する話」とも言えるかもしれない。
でもまあ物語が分からないことはそれほど問題ではなくって、それより、(僕には全く縁のない)利権団体とかが視界に入ってこない「美しい田舎」の映像が素晴らしかった。
僕は泣けないけど、泣ける人もいるだろう。
で、このレベルの田舎は、全く想像つかない人もいるだろう。
そういう人にとっては、これは全く面白くない映画だろう。
(僕は、和歌山の田舎をさらに田舎にした感じを想像して、こりゃあかなりのもんだ、と想像する。)
→
物語的にも映像的にもほとんど関係ないのだけど、この映画を思い出した。
『だれも知らない夏の空』
共通点は、紀伊半島の田舎が撮影されていること。それだけ。
中治人というのは、僕が、学部生時代にバンドとは関係なく知り合ったほぼ唯一の(たぶん)京大生。
映画学のゼミ(英書購読)で知り合って、でもアカデミックな関心は全く持ってない奴で、面白かったけど一言で言うと「だめなやつ」だった。
この映画の後どうなったのか全く知らないけど、検索してみたら、アメリカに行ってる(?行ってた?)らしいことが判明した。
こいつも40過ぎないと浮かび上がらないタイプの人生な気がする。
分からんけど。
元気なんだろうか。
ニューヨークフィルムアカデミー留学映画制作・俳優アクティング・プロデューサー・脚本・デジタル映画の習得
こんな映像あるんだ。
すげー。
ねっとってすげー。
2000年前後、PCは普及してたけどまだブロードバンドはマイノリティだった時代の映像の入手困難さと、ブロードバンドが普通になった後の時代の映像の入手困難さとの落差はかなりある。けど、どっちも僕の20代後半の出来事でしかないってのは驚きなんだけど、時代の変化ってのはそんなもんなんだろう。
これが大ヒットしてた頃、しょうちゃんが生まれて、僕は城陽にいた。
本人の名前で検索してもこれしか出てこない。
2009年6月13日土曜日
『パンチドランク・ラブ』をDVDで見た。
パンチドランク・ラブ
PCで映画を見ようとして、『ミリオンダラーベイビー』の下にあったISOファイルを間違えてマウントしてしまったところ、これだった。
何の映画か全く思い出せなかったのだけど、思いのほか、すごく面白かった。
ボクサーが云々とかいう話ではない。「パンチドランク・ラブ」というのは「ものすごい一目惚れ」という意味らしい。
なんというか、現状肯定感満載で素晴らしかった。
(こんな書き方したら、なんか、自分が駄目な人間みたいだなあ。)
とにかく、ストーリー展開とかについてごちゃごちゃ言ってはいけない。
音楽、良かった。
見た後に感想を書いている今、思うに、僕はこの監督にはまったようだ。
後から調べてみたところ、僕がこれを借りてたのは、PTA(ポール・トーマス・アンダーソン)映画だからだったと思われる。
で、なぜPTA監督の映画を借りたかというと、町山智浩が『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』という映画をべた褒めしてたからで、だから他にもこの人の映画を借りてた。
でも『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は借りてなかった。
なんでだ?
(さっそくDISCASで借りておいた。)
→
「ノーカントリー」対「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は続く-ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
-------------------
近況報告
最近がんばってて(自分で誉めとくけど)、今日も今年に入ってから四本目の紀要論文書き終えました。
でも四本とも2008年までに書いていたものの書き直しとかばっかなので、何かあんまし達成感とか爽快感はありません。
でもアウトプットしといたら参考にしてくれる人もそのうち一人くらい現れるかもしれないと思うので、今年度と来年度中にどっかにのせてもらっときます。査読がないところじゃないといかん。ただ、こういう論文を書き続けるのは駄目ですな。
ま、夏までは、地中をうねるように活動してます。
望むべくは、夏以降は、地面の上に出たい。
2009年6月7日日曜日
求む音源-『ザ・ヴァイオリン演歌』
今、授業準備のために明治期日本の「はやり歌」の変質について勉強してます。
なので、以下の音源をお持ちの方、おられましたら聞かせてくれませんか。
中古でも見つかりません。
ザ・ヴァイオリン演歌
桜井敏雄
ザ・ヴァイオリン演歌/桜井敏雄 | _1.対話1(演歌事始) ※ なぎら健壱との対談です _2.ダイナマイト節 _3.対話2(演歌街を往く) _4.オッペケペー _5.対話3(ヴァイオリン演歌誕生) _6.ハイカラ節 _7.スカラーソング _8.間がいいソング _9.対話4(演歌風俗) 10.カチューシャの唄 11.さすらいの唄 12.東京節 13.対話5(流しへの展開) 14.新金色夜叉 15.新酒場の唄 16.船頭小唄 17.対話6(若き桜井敏雄) 18.流浪の旅 19.復興節 20.対話7(師:石田一松) 21.のんきな父さん 22.対話8(すばらしき仲間たち) 23.当世銀座節 桜井敏雄(1909-1996)さんは、いわゆる大道芸人といえるのでしょうか。バイオリンを弾きながら、唄を歌って、なんというか、小沢昭一氏の世界にも通じるところがあります。 ハイカラとは、このような世界のことをいうのでしょうね。 . |
2009年6月6日土曜日
寅次郎の体重は116g
で、どうやら分かったことだけど、臭線(しゅうせん)というもののせいでその周りが禿げるハムスターってのは、けっこういるらしい。
ということなので、今、念のためってことで顕微鏡検査してもらってる。でもたぶん大丈夫だろう。
2009年6月5日金曜日
memo-National Library Board - PathFinder for SoundArt-2005
National Library Boardというのは、シンガポールの国立図書館らしい。
で、色んな資料案内を作成したらしく、2005年作成のSoundArtのためのPathFinderへのリンクがあった。
Sound art: "National Library Board Singapore, 2005-10-01":作成者のBalagopal, Robertaという人は、ぐぐった限りでは、この図書館の職員らしい。
2005年作成だけど、2001-2005, 2005-2009年の資料は含まれていない。(ある。)
--------------------
以下、案内されているウェブサイト。
いくつかはリンクがなくなっている。
選択基準がよく分からないけど、出発点だからこんなものなのかもしれん。
Douglas Kahn関係(というか、オーストラリアとかCA近辺の活動)へのリンクがない。作成した人は知らなかったのかな。分からんけど。
あんまし突っ込んでも仕方ないだろう。
Paul Klee und die Musik
Tune the World: Sound sculptures - Pictures - Drawings - Haus der Kunst - Absolutearts.com
Sound Art Music and Texts of Dan Senn
Sound Travels
Max Neuhaus
Wassily Kandinsky
2009年6月2日火曜日
国内最古の京大「吉田寮」建て替え、大学側が計画案提示 : 社�
国内最古の京大「吉田寮」建て替え、大学側が計画案提示ほうほう。
---------------------
国内最古の京大「吉田寮」建て替え、大学側が計画案提示
現存する学生寮としては国内で最も古く、かつては学生運動の拠点だった京都大の「吉田寮」(京都市左京区)について、大学側が寮生らでつくる自治会に対し、具体的な建て替え計画案を初めて示したことがわかった。
建て替え計画は30年以上進んでいなかったが、建築後1世紀近くたって老朽化、耐震性に懸念が出てきたことから、これまで大学側に反発してきた自治会も交渉に応じている。
京大関係者によると、吉田寮は1913年(大正2年)建設。木造2階建て3棟で定員約150人。現在の寮費は月約2500円で、自治会が運営や入寮者の選考などをしている。
大学の計画では、2010年度に寮西側の旧食堂棟を取り壊し、現在の寮生と留学生約180人が入居する「A棟」を新築。その後、寮を取り壊して「B棟」を新たに建て、全体の収容人員を約400人に拡充する。
このうち、A棟新築については、6月までの合意を目指す大学側に対し、自治会も「安い費用で住める寮の定員が増えるのは、ありがたい」と前向きで、寮費や入寮期限の設定などを巡って話し合いが続いている。
ただ、寮の取り壊しが前提となるB棟建設に関しては
吉田寮は、1960年代の大学紛争で闘争の主要な舞台となり、警察の家宅捜索を受けたこともある。建て替え計画は、在寮者名の確認や在寮期限の設 定などを求める大学側に学生らが反発、決裂を繰り返してきた。ところが、耐震性への懸念が大学内外から相次ぎ、大学側は昨年11月、改めて建て替えの意向 を表明。今年4月、計画案を示した。
2009年6月1日月曜日
my Lifeへの登録メール送付のお詫び
皆様
日頃よりたいへんお世話になっております。
中川です。
先ほど、My LifeというウェブサイトからNAKAGAWA, Katsushiの名前でメールが届いた方がおられると思いますが、無視してください。
操作中に誤って、何人かの方に、勧誘メールを送ってしまったようです。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
誤って送信してしまいましたメールは、mylife.comへの登録メールですので、どうぞ無視してください。
とり急ぎ、お詫びとご連絡です。
2009年5月31日日曜日
2009年5月29日金曜日
AM図書館(だいちゃん)
で、結局、大ちゃんからのライブのお知らせでした。別れて九州に帰ることになった、とか、誰かがこの世からいなくなった、とか、そういうお知らせではなかったので、そんな感じのニュースをひきおこしたことがある人間として、ほっとしました。
ということで、京大に調べ物しにいって、帰りに遠回りして北白川のヴぃヴぁらむじかに行くことにしました。
ら、なんと、京大の図書館が月末でお休みで(もう五月が終わる!)、結局、ヴぃヴぁらむじかにだけ行くことになりました。
二年以上会ってないはずなのにあんましそんな感じはしなくて、ライブ(というか、一人でするパフォーマンス。楽器弾いて歌うとかじゃない。)も、相変わらず不自由な中であがいてる感じで、久しぶりなのですごかったです。
毎日ならはらたつだろうけど、僕は大ちゃんと結婚してるわけじゃないので、大丈夫。
で、そんな不自由な中であがいてる様子を、自分の妻と娘と息子の前で、心の底から真剣にしてたのだけど、なぜこの男はこんな風なんだろう。と思いました。
渚(息子)がノリノリだった。
「じゃあ、コール&レスポンスで。愛とー」に、しっかりと
「真実ー」
と答えてました。(三才らしい。)
ま、そういうのは良いとして、元気そうで良かった。
パンクバンドしたらいいねん。
けっこう忙しくて金もなくて大変らしいけど、でも、仕事仲間もいるし楽しそうだったし。
した話はだいたい忘れたけど、面白かった話。
最近、だいじろうは、やってみたくなって、マクドで深夜バイトやってみたそうです。で、あれは大学生のバイトだ、ということを発見したそうです。僕のいっこうえで、ちゃんと福祉の仕事してるのに。しょうちゃんは、もう小学二年生なのに。
人が世間とか社会を知る方法は様々だなあ、と思いました。
ま、いって、顔見て少しだけど話できて、良かったです。
→
VIVARTA
対バンというか、職場の後輩で友達らしい。高の原は遠いし、べえ・しょう・なぎさが帰るのと一緒に帰ったので見てないけど、YouTubeというのは便利なもので、たいてい、見れてしまうのだなあ。
そこで、ふと、携帯で撮影した「AM図書館」の映像をYouTubeにあげてみよう!と思った。
イデモト家やその周辺とはほとんど交遊もないし、彼らはネットを使わないから、ばれないだろうと思った。
のだけど、携帯で撮影した動画をPC上で再生できない、という問題に遭遇した。
なんだよー。
→
いや、元気そうで良かった。
勝手にアップロードしたけけど、怒りませんように。
2009年5月28日木曜日
フレディ・マーキュリーが日本語でインターナショナルを歌う映像
フォルマント兄弟アルスエレクトロニカ入賞!らしい。
21世紀に入ったばかりの頃、このフォルマント兄弟が好きで、Read Pleaseとかいう名前のフリーソフトを使って合成音声を歌わせてDTMごっこしてたことを思い出す。「人工合成音声」について、プログラミングもできないまま、趣味程度に情報集めてた時期がある。「プログラミング」とか理系の知識があればなあ、と、初めて思った時期かもしれない。
ギターは内橋和久らしい。
だから、今でもばりばり活動している人たちに対して失礼な話だけど、僕の個人史においては、なんだかノスタルジックな感じ。
Le Tombeau de Freddie
ここに、映像と音楽と説明PDFがある。
まだ読んでないけど、映像だけ見た。
面白いなあ、と思う。
単なる人工合成音声じゃなく、ある特定の個人の(いわゆる”ロック・スター”の)声の再現(?復元?)。初音ミクと違って、サンプリング・テクノロジーは使ってないんだな、きっと。
と思うが、テクニカルな話はさっぱり分からない。残念。
あと、「アルス・エレクトロニカに入賞したこと」が、どこでどのくらいすごいことなのか、もよう分からんけど。
あと、僕は両方知ってるけど、フレディ・マーキュリーとインターナショナルは、どこでどの程度知られてるのかもよく分からん。
つうか、こういう作品は、何なんだろう?
とりあえず面白がった後、どんな風に接すれば良いのだろう?
----------------------------------
なんで僕はインターナショナルを知ってるんだろう?と思ったけど、たぶん、これ↓。
大工哲弘の名作だと思う。他のアルバムより好き。
でも、どんな風に評価されてるアルバムなのかよく知らない。
→
このポストを書いてからアマゾンのページを見たら、これ、中古で9500円?
なんで?
リイシューされないの?
ジンターナショナル
大工哲弘
2009年5月25日月曜日
名前に決められる。
妻が隣でやってたので、本名でやってみたら、けっこうな占い結果でした。
少しでも当てはまっているようにも思えないので、何も思わんけど、名前だけで運命を宣告されるのは腹立つもんだなあ、と思いました。
-------------------
画数と良運 赤ちゃんの命名・名付
中川xx の画数・良運
天格 7 | 吉 |
| 強い意志 独立心 |
| 名門です。家訓をまもり、男性を中心に栄え、女性は女傑が多いようです。 |
| 天格とは、姓の漢字の画数の総計です。祖先運を表しています。天格だけで吉凶は判断しません。 |
人格 10 | 凶 |
| 多難 大凶 |
| むら気で凝り性です。配偶者や実子、親との縁薄い傾向です。 |
| 人格とは、姓の最後と名前の最初の画数合計です。名前の中心にあたる部分で、家庭・仕事・結婚運、二十代くらいまでの運勢を表し、主運とも言われます。 |
地格 14 | 凶 |
| 孤立 不遇 トラブル |
| 気苦労性で、一家の柱となって活躍します。じっとしているのが苦手で、努力家、料理が得意、正義感もあります。 |
| 地格とは、名前の画数の総計です。性格・才能・金運・適職、幼年期から中年期までの運勢を表します。 |
外格 11 | 吉 |
| 幸運 富 地位 |
| 人からは、いつもニコニコ、社交上手、話術が巧み、友人、親を大切にする、見栄っぱり、金づかい荒い人というように見られています。 |
| 外格とは、総格から人格を引いた数です。家族・職場などの外因的要素、対人関係・社会的環境の運勢を表します。一字姓、一字名の場合、天の恵みとして霊数1を加えます。 |
総格 21 | 吉 |
| 独立 統率力 名誉 |
| 常に人の先頭を行く。権力欲、征服欲強くグループの長として活躍。体力もあり晩年まで実力者、などの特徴があります。 |
| 総格とは、姓・名前の画数合計です。人生全体に影響を及ぼし、主に中年期以降を表します。 |
2009年5月24日日曜日
川上弘美『神様』
神様 (中公文庫)
川上 弘美
初「川上弘美」体験。
まだあまり分からないままだけど、なんだか石川淳みたいなだなあ、と思った。
御伽噺ではないほら話。
村上春樹よりも「透明感」があるように思う。
(というか、そもそも「村上春樹」はその「透明感」を誉められるような小説家ではないと思う。)
「ウテナ様」と河童の国に行って恋愛相談されて、でも「ウテナ様」は恋愛相談の相手をするような存在ではないし、それどころかウテナ様も最近失恋したばかりらしいし、「ウテナ様」に相談しようとした河童の問題も解決しない、という話があったりするのだけど、そもそもこの「ウテナ様」が何者かとか何が出来るのかとかそういう説明はない。
「相談されたけど、でも別に話し合いにはならなかった」とか、そういうコミュニケーションの流れ、展開"が主題なのかもしれないけど、小説は論文ではないので、「何が主題か」とか考えて読んでも仕方ない気もする。
もうちょっと読んでみよう、と思った。
ということは、久しぶりに、「新しい小説家」に関心を持った。
2009年5月23日土曜日
Danger Mouse
デンジャー・マウス、EMIに対抗して空っぽのCDRを発売!!
米国の人気 DJ、EMI との著作権トラブルに対抗してブランク CD-R を「アルバム」としてリリース
1.
今日、初めて知った。
ビートルズの「White Album」とJay-Z の「Black Album」をミックスしたアルバム「Gray Album」をリリースしたけどEMIに出荷停止にされてBitTorrentでアルバムを無料配布したDJ Danger Mouseが、Blank CD-Rをリリースするらしい。(16 May 2009時点の記事で「Music producer Danger Mouse is to release a blank CD ...」なので、まだリリースしていないみたい。)
(DJ Dangermouse - The Grey Album download)
2.
へー、と思って、元の記事を斜め読みした。
よく分からないけど、EMIに新しいアルバムのリリースを拒否されたから、Blank CD-Rをリリースして、音楽データはオンラインで配布するらしい。
スラドには「ダウンロードできる」と書いてあったけど、僕はダウンロードできるリンクは見つけられず、ストリーミングしか見つけられなかった。
『Dark Night of the Soul』というタイトルのアルバムで
Sparklehorseというロック・グループと一緒に作ったもので、どういうことか分からんが、Iggy PopとThe Flaming Lipsをフューチャーしたアルバムで、そんで、なぜか、デヴィッド・リンチのアートワーク(写真とか)が付属しているらしい。
(デヴィッド・リンチは、何をしてるんだろU?不思議だ。)
で、ブランクCDRには「For Legal Reasons, enclosed CD-R contains no music. Use it as you will.(法的な理由で、同封のCDRには音楽は記録されていません。自由に使ってください。)」と書かれるらしい。(まだ実際にはリリースされていないので決定ではないのだろうけど。)
3.
ここから聴けるので聴いた。
かっこよかった。The Grey Albumしか知らなかったけど、DJ Danger Mouseは、Madlibのように面白い音楽家なのかもしれない、と思った。
でも、「Blank CD-Rでリリースしなければいけない音楽」(そんな音楽があるとして)には聴こえない。「普通」に、記録済みCDでリリースしたら良いんじゃないか、と思った。
一回流して聴いただけでは、EMIにリリースを拒否される理由が分からなかった。
4.
ブランクCDRをリリースして、音楽はダウンロードしてくれ、というやり方について。
「記録済み音楽CDの販売を"過去の行為"としてパロディ/パスティーシュする行為」だとか「音楽の流通のあり方の変化を告知する出来事」だとかなんか考えてみようとしたのだけど、それって、僕が考えるよりも上手く考える人がいるに違いない、と思った。
時代とか社会の変化を受け入れて理解するのに役立つ言葉とか。
全く使えないのは話にならないけど、僕は、そういうことを「予知」する立場にはいないだろう。別にレコード会社で働いているわけでもないのだし。
5.
それより、「PCを使って、ネットから音楽データをダウンロードしたり、そのデータをCD-Rに記録することができない人々の行動」って、面白そうだなあ、と思った。
PCとかネットを使って音楽とつきあえるかどうかは、テクノロジーに対するリテラシーの有無が、その行動様式を根底から分けてしまう、分かりやすい事例のはずだ。
一見外からは分からないけど(例えば、ネットを使う/使わない、に、必ずしも学歴は関係ないとか)、実は全く異なる行動様式を持つ人々は、どのように同じ一つの社会の中で共存するのか?とか。
6.
ま、これも、僕が考えるべき問いではない気がするけど。
ふと思いついた、ちょっとした教訓。
誰かが音楽(の将来)とテクノロジーについて語っている場合、話している人が「その話が当てはまるのはどういう種類の人々かを考えているかどうか」に注意しよう。
その意味では、僕が2008年に書いた(けれど、仕事にはならず埋もれてしまった)ものは、よくないものだったな。
と反省。
→元ネタの記事はここらへんか?それとも他にソースがあるのか?
Exclusive First Listen: Danger Mouse And Sparklehorse Team Up With David Lynch : NPR Music
BBC NEWS | Entertainment | Danger Mouse to release blank CD
→
僕の好きなMadlib。分かりやすいから。
Shades of Blue
Madlib
奥中康人『国家と音楽─伊澤修二がめざした日本近代』
国家と音楽 伊澤修二がめざした日本近代
奥中 康人
研究のためというより勉強のために読んだのだけど、めっぽう面白かった。
基本的には西洋音楽の受容状況を考察したもの。縦軸に、鼓手としてキャリアをスタートして、大学南校の中でもエリートとして留学し、主として明治期日本で教育学に大きな功績を残した伊澤修二を織り込んでいる。
何がこんなに面白かったのか?
歴史的事項の綿密な発掘、独自の視点に基づく大胆な解釈、そうして浮かび上がる明治期「音楽」の新鮮な外観。
色々あるけれど、「細かな調査の積み重ね」と「そこから導き出される新鮮な視線」が面白かったのだろう。
本書では、例えば、いわゆる「日本における西洋音楽」という言葉で念頭に浮かぶものの「起源」として、幕末の鼓笛隊の「ドラム・コールやドラム・マーチ」が分析される。軍制改革は、人々の身体を教育するために(例えば、大勢の人間をスムーズに方向転換させたり走らせたり等々するために)行われた。「音楽」はそのために輸入されたのであり「芸術」のためではなかった。
あるいは、岩倉使節団がボストンで行われた「太平楽会」という大きなコンサートに関する記述が、大作曲家であるはずのヨハン・シュトラウスには触れずに、愛国心に関する記述に変わる理由も、鮮やかに解釈される(76-85)。岩倉使節団にとって、「音楽」とは何よりもまず「教育音楽」だったから。「音楽」がまずは「教育音楽」だったってのは、当時のボストンでもそうだったらしい。
等々。
細かくて具体的な情報の収集だけならつまらないけど、それらを具体的かつ明晰に解釈してくれる。
それにその解釈は、「音楽」という言葉に染み付いている色々なアクを抜いてくれる。
21世紀なのに、明治期日本の「音楽」の研究が面白い理由だろう。
個人的には、「音楽」という言葉で「西洋(芸術)音楽」とか「ポピュラー音楽」だけを念頭に置く習慣は、無意識に抜きがたくまだ自分の中に残っていることに気づいた。
----------------------------
なんか最近、あまり生産的ではないけどしなければいけない仕事に追われていて、明治期日本の「音楽」の勉強もその一つだったのだけど、これは面白かった。
2009年5月21日木曜日
小沼純一(編)『ジョン・ケージ著作選』(ちくま学芸文庫、2009)
ジョン・ケージ 2009 『ジョン・ケージ著作選』 小沼純一(編) ちくま学芸文庫 東京:筑摩書房。
ジョン・ケージ著作選 (ちくま学芸文庫)
小沼 純一 John Cage
まさか、ジョン・ケージ関連の新しいアイテムが出版されるとは予想していなかったので、ちくま学芸文庫だから1000円以上するけど、でも、文庫本で出たことを知ってびっくりした。
収録されているジョン・ケージの文章は、以下の通り。
-------------
音楽愛好家の野外採集の友
合衆国に於ける実験音楽の歴史
実験的音楽ジョン・ケージ
ダニエル・シャルルの33の質問に対する60の答え
インタビュー集 ケージの音楽-1970年以降
われわれはどこで食べているのか?そしてなにを食べているのか?
作曲を回顧して
-------------
基本的に、リブロポート社の『MUSIC TODAY』 のケージ特集(No.18)と1980年の近藤譲(編訳)『音楽の零度 ジョン・ケージの世界』(朝日出版社、1980)に収められていた日本語訳を再録したもの。
ジョン・ケージ 1996 『サイレンス』 柿沼敏江(訳) 東京:水声社。からは使われていない。
理由は不明。翻訳権とかの関係か?
僕にとってはどれも馴染みのテキストだし、僕がこれを読んでジョン・ケージについて新たに何かに気づくということはないと思う。
が、ケージの文章の邦訳は絶版になってるものが多いので、文庫であると、最初のきっかけには良いのかもしれない。これもすぐに絶版になるかもしれないけど。
「ジョン・ケージを全く知らない人」でケージの音楽を聴くだけではなくケージの文章を読んでみたい人にとっては、最初のきっかけとしては良いのかもしれない。
が、だったら、ケージが英語でやってるフォントや段組の実験とか、メゾスティクスは、再現しないほうが良いと思う。二つ以上の文章が分断され、フォントだけで区別されて同時に掲載されていたり、本を上下左右逆にして読んでみたりしなければいけないのは、よみにくい。
ということで、
1.ケージのタイプグラフィーの実験を日本語で再現しようとするのはかっこ悪いなあ、ということを再確認し、
2.絶版にならなければジョン・ケージの文章への最初の入門として紹介できる(そうする必要とか価値があるかどうかはともかく) と思った。
ま、世の中には色々な物事があったほうが良いと思う。
2009年5月18日月曜日
memo-orangeflux design
orangeflux design
lettersをcomposeしてvisual recordingする人々らしい。
「タイポグラフィーの実験」は、磁気テープが登場する以前は「声、朗読の実験」のための手段だったけど、磁気テープの登場以後も「visual music」のための手段として用いられている、という事例
Sonic Graphics/seeing Sound
Matt Woolman
『ロスト・イン・トランスレーション』をDVDで見て、その翌日のニュースに驚いた。
ロスト・イン・トランスレーション [DVD]
ソフィア・コッポラ
日本語が分からない人が見たら、素直に(=監督の意図どおりに)「外国で不安になって恋に落ちそうで、でも恋に落ちるわけじゃない年の離れた男女」の物語として見れたのかもしれない。
でも日本語分かるしなー。
あと、外国にしばらく滞在するなら、その国の言葉を少しでも覚えろよ、とも思う。
スカーレット・ヨハンセンはキュートだったしビル・マーレイはかっこよかったけど、でも、なんかあんまし共感しきれないなあ、と思った。
「日本」の描き方が偏っている云々という意見々は、まあ、愛嬌みたいなもんで、あんましどうでも良いんじゃないかな、と思った。
アメリカ人は「外国」には興味なんかないんだから、あんまり期待しちゃいけない。
全体的に80年代っぽくてなんか古いなあ、と思ったのは、ジザメリとマイブラの音が流れてたからだろう。
それより、松本人志が結婚!というニュースを知ってびっくりした。
だから「放送室」は終わったのか!とか。
この「喪失感(みたいなもの)」はなんだろう。
ダウンタウンって、30代前半くらいにとってはすげーんだな、と思った。
それとも僕だけか?
ま、他人事なんで、どうでもいいっちゃ、いいけど。
ただ、昔の同級生たちはどう感じるんだろう?ということを知りたくなったニュースだった。
(「どうでもいい」って奴のほうが多いんだろうなあ…。)
2009年5月17日日曜日
2009年5月16日土曜日
2009年5月8日金曜日
Theo Jansen テオ・ヤンセン
妻が職場or研究室or毎日行くところの先輩から借りてきたもので、僕は昔「これ、すげえ」と言ってたらしいのだけど、僕は全く何の記憶もなくて、でもすごかった。
節足動物ロボットに見えるけど、何がすごいって、これ、全て、機械式なのだ。
つまりは、江戸時代のからくり人形とか19世紀以前のオートマタみたいな代物なんだな。
機械式ではどうもならんし他の色々な要因もあってパラダイムが変わって、電力とかこんぴゅーたとかが使われるようになったのに、今でも、これくらいに作りこまれた機械式ロボットには「いのち」を感じてしまうのは不思議だ。「機械式」なパラダイムがなくなったわけじゃないのは当たり前だとしても、今、機械式ロボットが堂々としているのを見るのは、やっぱりちょっとびっくりする。
「機械式」ロボットってのは、ある意味、「時代錯誤」な代物なのだから。作られた当時もある種のおもちゃだっただろうに、「ロボット」が機械式では作られなくなった時代に作られる「機械式」ロボットは、「ただのおもちゃ」ではない。
じゃ、何か?というと、すぐには分からないけど、それが、「現代社会」とか「時代」とかに対して何か言おうとするものになるのはけっこう普通のことなんだろう。
でもまあそういうこと考えなくても、不思議で面白かった。
ちょうどオートマタにのめりこんだ人たちに関する本(アカデミックな本じゃないけど)を読み終えたところだったし、面白かったです。
生きている人形
関口 篤