神様 (中公文庫)
川上 弘美
初「川上弘美」体験。
まだあまり分からないままだけど、なんだか石川淳みたいなだなあ、と思った。
御伽噺ではないほら話。
村上春樹よりも「透明感」があるように思う。
(というか、そもそも「村上春樹」はその「透明感」を誉められるような小説家ではないと思う。)
「ウテナ様」と河童の国に行って恋愛相談されて、でも「ウテナ様」は恋愛相談の相手をするような存在ではないし、それどころかウテナ様も最近失恋したばかりらしいし、「ウテナ様」に相談しようとした河童の問題も解決しない、という話があったりするのだけど、そもそもこの「ウテナ様」が何者かとか何が出来るのかとかそういう説明はない。
「相談されたけど、でも別に話し合いにはならなかった」とか、そういうコミュニケーションの流れ、展開"が主題なのかもしれないけど、小説は論文ではないので、「何が主題か」とか考えて読んでも仕方ない気もする。
もうちょっと読んでみよう、と思った。
ということは、久しぶりに、「新しい小説家」に関心を持った。
2009年5月24日日曜日
川上弘美『神様』
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2 コメント:
ごぶさたしてます。川上弘美オススメです。きのうの夜は、「とこから行っても遠い町」を読んでました。
面白いねえ。
昨日、奈良から神戸に行く途中、『溺レる』っての読み終えてしまった。
結婚式に出る前だったのに。
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