2008年3月13日木曜日

ポータブルMP3プレーヤ 10周年 - Engadget Japanese

ポータブルMP3プレーヤ 10周年 - Engadget Japanese
そういやmpmanってあったなあ、と思い出しました。こういうガジェットは好きだけど、一生懸命集めねば!と思い込むほどでもない人間なのだけど、でも、この10年間で僕の「音楽の聴き方」は明白に激変しました。
「アルバム」一枚をまとめて聴かねば、とかは思わなくなったし、PC内部のファイルを探して聴くのでジャケットとか覚えずにミュージシャンの名前だけ覚えるようになったし、歌詞とかほとんどチェックしなくなったし、圧縮音源の音質に慣れたし…。
もちろん、レコード以前と以後でも違うし(「レコード」直後は「レコード」は音楽のための入れ物ではなかったけど)、Walkman以前と以後でも違うし、CD以前と以後でも違うので、圧縮ファイル以前と以後の変化が飛び抜けて大きいとも簡単には言えないけど、それまでの変化ほどの大きなものではない、とは言えないと思います。今や『MP3の修辞学』が必要とされているのだ!

まだ圧縮ファイルを用いずにCDプレーヤーで音楽を聴くほうが「普通」だって感覚のほうが多数派なのかもしれないけど、知らないです。統計とかあるんかな?
どっちにしろMP3プレイヤーの普及は不可逆的だと思うし、あるいは、「MP3プレイヤーを使う人々/使わない人々」という分裂(≒「パソコンを使う人々/使わない人々」)を作り出すのかもしれないと思うけど、僕は未来予想するつもりはないです。
でも、時代とか社会状況が変わっていくだろうという予感は何だか面白げ。変わるのが良いほうか悪いほうか(今の段階では)何とも言えないけど(判断する立場によっても変わるし)、何にしろ、「変わる」ってのは良いことです。


とりあえず今出来ることとして、僕が持ってる200gb以上の圧縮ファイル群の大半を占めるogg形式が生き残りますように、と祈っておこう。

あと、今日、中川家では、

1.やっぱCDの音質のほうが良いから時々はCDを聴くことにしよう

というのと

2.圧縮音源でしか聴かないようなものでCDRにダビングしたようなものは捨ててしまおう

という二つの意見が夫婦の間に提出されました。荷物は減らしていかないと。

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