1857年にレオン・スコットが作ったフォノトグラフ(phonautograph)-音声を視覚的に記録する器具-に記録された、1860年4月9日の歌声が、アメリカの「audio historian」によって再現されたそうです。
ウェブ魚拓のリンクです。
これとこれ
元はNYタイムズのこの記事-"Researchers Play Tune Recorded Before Edison"だけど、ログインが必要かもしれない。
で、こういう記事があることを知ったのは、元記事にコメント寄せてるジョナサン・スターンのブログの記事から。
あんまし歌声にはきこえないけど、David Giovannoniさんによれば、1853年や1854年の記録とは違って、完璧に「声」にきこえるものなんだそうです。
「音を視覚的に記録するパラダイム」と「音を聴覚的に記録するパラダイム」の相違を説明をするきっかけになるかな、と思ったけど、ま、とりあえず、分かりやすく珍しいな、と思いました。
ふーん。
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日本語訳があった。
フランスで行われた世界初のレコーディングが再生された[前編]
フランスで行われた世界初のレコーディングが再生された[後編]
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初音ミクが歌ってた。
CloseBox and OpenPod > 世界最古の歌声が見つかったので初音ミクにうたって�
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初音ミクとデュエットしてた。
CloseBox and OpenPod > 148年前の歌声と初音ミクが時空を超えてデュエットした
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世界最古の録音が怖すぎる件(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジ�
世界最古の録音音声、最新技術でよみがえる 国際ニュース : AFPBB Ne
Googleアラートは便利。色々見つけてくれる。
でも日本語記事はこの程度なので、そんなに注目を集める記事ではないらしい。そりゃそうかも。
フォノトグラフは音響再生産を目指していたわけではない、ということが、全く説明されていないから、これじゃあ、スコットは、単に蓄音機を発明し損ねた人でしかないじゃないか。「エジソンのフォノグラフは音を視覚化する器具としては失敗作だ」という視点があったこと、という説明がない。
その程度の説明を入れてもそんなに文章の量が増えるとも思えないけど…。
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Earliest recordings preceded Edison's - Los Angeles Times:LAタイムズの記事
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FirstSounds.ORG:1857年の音声記録があったけど、何にも聴こえない。
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「フォノトグラフ」についてのまとめ情報 - BIGLOBEまとめんとす
2008年3月28日金曜日
1860年に記録された声
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