2008年6月29日日曜日

Martini Duet

Martini Duet
鈴木雅之
B0018Q7HVK
何と発売日に届いてたのだけど、再生する時間がなかった。
オーセンティシティな感覚(「ほんものだ」って感覚)が呼び起こされるのは、やたら上手なのとサングラスのせいに違いない、と思った。
サングラスの「奥底」に何があるか分からないと、人は、そこにそのコンテクストにとって都合の良い何かを投影するものだ。たぶん。見かけの話だけど。

とはいえ、僕は楽しみつつも何となく笑ってしまってるけど。
僕が笑ってしまってるのは、鈴木雅之か誰かがオーセンティシティな感覚をもたらそうとする身振りが面白いからか?
分からんけど、僕はほとんど「かよーきょく」を聞いてこなかった気がするので、けっこー新鮮。
分からんけど、「歌謡曲」というものは、オーセンティシティな感覚にまつわる馬鹿馬鹿しさ(「ほんものだ」って感覚に陶酔すると同時に、その嘘くささを笑ってしまう感覚)と不可分のものなのかもしれん。
とか思ってしまうのは、ひねくれてる感じ方で、実はやっぱり、「ほんものだ」と陶酔しつつ聞くのが「正しい」のかもしれん。

よう分からん。
「アイドルにはまる」とかしたことないので、やっぱし「ほんものだ」と陶酔しつつ聞くもんなんかな。
うーん。

2008年6月27日金曜日

素晴らしき哉、人生(It's a Wonderful Life.)(1946)


人は町から出られなくてもたくさんの人の人生に関わっている云々神様は一生懸命生きている人のことを必ず見ている云々といった感じの映画で、まあ、よくあるお話でしかないと言えばそうなのだけど、感動のあまり、ちょっと泣いてしまった。
ものすごくたくさんの映画物語の母型になっててものすごくたくさんの映画に影響を与えてるらしく、USAでは毎年クリスマスにはテレビで放映されるらしいけど、「映画史」をしっかり把握できていない僕に分かったことは、バック・トゥ・ザ・フューチャーはかなりモロに影響を受けてたんだな、ってことくらい。
来年度は、「映画史」を勉強して『ブレード・ランナー』を題材に「映画での音の使い方」について考えてみよう、と考えたので最近映画を見る時間を増やすべくがんばってるのだけど。まだ全然数を見てなくて、絶対数(みたいなもん)が足りんなー、と思ったのでした。
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パブリック・ドメインとなっている映画、というのはけっこうあるらしい。
Movies Found Online - Free Movies & Documentaries (incl. public domain) - Watch free movies online

Google Videoは長さ制限がないみたいなのでけっこう映画もある。
で、わざわざ(誰かが)英語字幕をつけているものもある。
これも英語字幕があって助かったのだけど、なぜか途中の数分がスペイン語だった。


あと、日本語字幕を作った人がいるみたいだけど、どう使うのかは分からない。
The Baker Street Bakery > 『素晴らしき哉、人生!』(完成版Ver. 1.00)

2008年6月26日木曜日

「楽曲販売数」とか「バンドブラザーズ」とか「Beatles」とか「iriver Lplayer」とか

Apple社の楽曲販売数が50億に到達した(コンピューター)iTMSを使ったことがないしこのままだと今後も自分のためには使わないのだけど、けっこう使ってる人は多いらしい。でも、どこで、多いんだ?PCリテラシーに格差があってもそれは大学人にとってさえ「格差」と認識されなかったりするので、学生じゃなくても、iTMSの存在さえ知らない人はけっこういるはず。
CDをタワレコとかで買ってた頃まで音楽を「曲」で数えることはほとんどなかった気もするけど、あれは何年前だったろう。それが分からない。「メディア」というのは変遷するものだ、というのを如実に感じるなー。
iTMSというメディアでは、誰がどのような購買層に対して、何を生産・販売してるんだ?
で、iTMSという場は、なぜ、どのようなものとして存在してるんだ?

大合奏バンドブラザーズDX
B0017KHM8K
これ何だろ?

Beatlesがデジタルの世界にやって来る! … Guitar Hero?(コンピューター)
これも何だろ?すごいことなのか?

ちっちゃいなー。OGGが聴けるのはいいな。
ギャラリー:iriver Lplayer ミニポータブルプレーヤ 製品版 - Engadget Japanese

面白げな画像たち

アーティストがイタリアの街をレゴで修復!? : Gizmodo Japan:かーっこいー。


磁場の形と動きを可視化したムービー(動画) : Gizmodo Japan:かーっこいー。


映画に出てくるピタゴラ装置ベスト10(動画) : Gizmodo Japan:これ、面白かった。Gizmodoに埋め込まれている動画はどこのサイトに埋め込まれているものか知らないので、YouTubeにあったものを埋め込んでおきます。

いつもデジカメを持ち歩いていた方がいい理由 : Gizmodo Japan:トルネードには出会いたくねー。

2008年6月23日月曜日

映画と音楽をこよなく愛すあなたへ


スクーリングが終わった後、古本屋で下の本を買うと、このようなしおりが挟みこまれていました。僕は「映画と音楽をこよなく愛すあなた」だったそうです。略せば、僕は「あなた」だったそうですよ。
「映画の音/音楽」について考える取っ掛かりが欲しいのだけど、こういう豆知識の周辺だけうろついていても、なっかなかとっかかれないです。絶対的に知識量が足りないというのもあるけど、何か良いとっかかりがあれば教えてください。
200CD 映画音楽スコア・サントラを聴く
200CD映画音楽編纂委員会
4651820417


で、昨日の午後からと今日はお休みなので、映画見てきました。
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
B0000A3TUD

最後の方で話が良く分からなくなってきた気がするけど、面白かったです。
今度の「敵」はナチスじゃなくて「ソ連」なのだけど、なぜ今頃「ソ連」なのかは知りません。
金のかかってるSFXというのはすげーなー、と思いました。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

この二つの知識を知ってれば、最初の部分、もう少し何のことか分かったみたいです。
分からなくても大丈夫だけど。
ロズウェル事件 - Wikipedia
アトミック・カフェ - Wikipedia

2008年6月22日日曜日

カミ家珈琲

のんびりしたくて、かりおんでいつものように余計な一言言いつつ、ユニオンの定食を薦められたけど休みだったので、出町柳の駅前まで戻ってカミ家珈琲でジャワカレー。
ユトリロの複製画が飾ってあって、そういや萩尾望都の『メッシュ』に、ユトリロの絵の中で眠りたいとメッシュが願う話があったなあ、と思い出した。
この絵にもコンセプチュアル・サウンドがあると考えることができますね、例えば「誰もいない町の情景」は、逆に、そこで抑圧されている「雑踏」を想起させますね云々、と考えはじめて、突然、なんかどーでも良くなった。
無理矢理にでも理屈を考えたら何か面白いことが出て来るかもしれないけど、やっぱ疲れてるらしい。

前期のヤマ

終わった。
今年度も、最後の十五分程、(あれだけ準備したのに)自分が何話してるか分からなくなって、でも今年度は、正直に、ややこしい話で分からなくなったが、少なくともこれこれこういうことは言えるけどどうですかみなさん、みたいに話をストップして授業の方向変えられたのでオケー。終わったらちっちゃな拍手をもらえるくらいにはなった。スクーリングの学生さんは大人が多いし。
細かい話じゃなく、大きい枠組みの話をせねば。じゃないと、人は、学のための文章なんか読まないのだ。

2008年6月21日土曜日

テレビ

スクーリング授業一日目を終えて帰宅すると、リアルタイムでテレビが見れるようになってた。
見るかどうかは分からない。
スクーリングは、昨年度のトラウマは払拭できそうで、めでたい。
なんにせよ、僕は、授業内容は詰め込み過ぎで、準備に手間と時間をかけ過ぎなんだと思う。
シンプルに要点だけ話さないといけないと思うけど、何が要点なのかが分かってないんだろう。
何はともあれ、後一日がんばろー。

そういや、ジムニーに会った。オープンキャンパスしてて、日本画モデルの仕事らしい。今日、スズメンバがびばらむじかでライブらしいけど、とてもじゃないけど行けません。

2008年6月20日金曜日

30女をあなどってはいけない

艶女(アデージョ)の作り方|ノンジャンルの面白ネタ
しなければいけない時ほど人は…。
メモだけど、いつか役に立つことはないだろうメモですな。

最古のコンピュータ音楽?

BBC NEWS | Technology | 'Oldest' computer music unveiled:BBC News
(cache) BBC NEWS | Technology | computer music unveiled:ウェブ魚拓
Recording: the oldest computer music? « A sound art resources list:ネタ元
最古のコンピュータ音楽が再発見されたらしい。ただしどの程度本当かどうかは分からないらしい。
(これまで本当に知られていなかった事実なのかどうか、僕は知らない。
たぶん電子音楽史みたいな本でも言及されていなかったんじゃないかと思うけど、覚えてないしチェックする気もあまりない。少なくとも、強調されて言及されては、いない。)

これまで知られていた最古のコンピュータ音楽はベル研究所で録音された1957年のものだけど、これは、1951年秋にマンチェスター大学で、BBCが録音したものらしい。
「Baby」という現代のコンピュータ全ての先駆的存在のコンピュータがあって、その「a commercial version」(どういうこと?)の「Ferranti Mark 1 computer」というものが演奏したものらしい。

1.
「最古のコンピュータ音楽」は、コンピュータの歴史にとっては重要で面白いトピックかもしれないけど「音楽史」にとっては、脚注以上に面白いトピックになるとは思えない。「歴史的に重要」という以外にどういう言い方ができるか思い浮かばない。

2.
これに限らず、50年代の「コンピュータ音楽」は、コンピュータを利用しているからこそ生み出される類の面白さがあんまり分からない。
ので、50年代は「電子音楽」の方が面白いし、「コンピュータ音楽」が面白くなるのは60年代以降。
人間の「想像力」とは既存のメディアに限定されているので、新しい手段を入手しても、人が初めにできることはそれまであったものを真似することになる傾向がある、というのを示す典型的な例に思われる。
で、あんまり難しいことはできなかったんだろう。
ってことは、「初期のコンピュータ音楽の利用法」と「初期のシンセサイザーにおける鍵盤の有無の問題(初め、シンセサイザーは、鍵盤を持たないからこそ調性的な想像力を避けることができる道具として評価されたが、「シンセサイザー」が普及したのは、モーグが音声出力装置として鍵盤をつけたから)」を比較考察すると、何か面白いことが考えられるかもしれない。

3.
Paul Doornbuschって誰だ?なぜBCCがニュージーランドの人にコメントを求めたんだろう?Dougの知り合いっぽいなあ。
Doornbusch, Paul - Australian Sound Design Project Biographical entry
Paul Doornbusch - Wikipedia, the free encyclopedia

4.
自分が若い頃に得た知識が10年程度で古いものでしかなくなる分野、というところ(コンピュータとかプログラミングとか)を生きる人の30代以後は、どんな人生なんだろう?常に「最先端」にキャッチアップし続けられるものなのかな?

5.
明日と明後日、スクーリング。がんばろー。

2008年6月19日木曜日

ファミテルミン、The Trons、大人の科学「小鳥ピヨピヨオルガン」、大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル、叫びの壷

:「ファミテルミン」っていうらしい。ファミコン使う意味はないと思うけど、作った西村太貴という人のHPは、なんというか、楽器を演奏するのが好きでたまらない年齢の匂いが漂っていて、この匂いをずっと発散し続けたら/この匂いをずっと発散し続けられる立場を維持できたら、「才能がある」とか「オタクっぽい」とか「ガジェット好きのおっさん」とか評されるかのかなあ、と思いました。ま、いいけど。
ファミコンとテルミンは人気があるのかなあ?

:これすげー!と思った。出てくる音楽はつまらんけど。「普通の/よくある」音楽を、手間暇かけて出すことが面白いことの理由になるくらいには、こういう音楽は還暦過ぎた人の音楽になってるんだろう。とか言っておこう。
「音楽テクスト以外に注目すること=音楽テクストがある程度スタンダード化したこと」と言える気がしたけど、「音楽テクスト以外に注目すること」って、例えば「ある種の音楽にまつわるファッションに注目すること」もそうなんだから、ちょっと素朴すぎる考え方だ、と反省。

ロボットバンド「The Trons」(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン):今のとこ、基本的には、こういうサイトからネタを拾ってるだけです。

:大人の科学「小鳥ピヨピヨオルガン」(動画):大人の事情って何だろう?楽しい音っぽいけど、これはそれ以上に「小さい」からいいんだろうなあ。というか、これ、オルガンじゃなくて、プレイヤー・ピアノとかオルゴールじゃないのか??

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル
大人の科学マガジン編集部
4056051836
そして別冊ではシンセサイザーがおまけ(?)につくらしい。
クロニクルらしい。『大人の科学』は、とっかかりには良いけど、けっこう事実関係の記述を間違えてやがったりするので、あんまり信用しきってはいけない。でも、とっかかりに使ってみようと思った。
ウェブ上の画像にリンクしたらこうなった。
シンセサイザークロニクル ふろく | 大人の科学マガジン


:壷の中に叫ぶ声を入れると「力一杯叫んだ声も、小さなささやき声に早変わり!」らしいけど、全然小さくなってない。通常は自分が管理し切れないもの(この場合「声の大きさ」)が何か(この場合「壷」)を通過させることで、全く違ったもの(この場合「小さなささやき声」)に変えることができるかもしれない、というコンセプトが素敵なんだろう。
ってことは、「恋心を叫ぶことで恋心を消滅させてしまう壷」って感じの壷も、受験生には売れるのかもしれない。(今の受験生が、僕の頃のような受験戦争を生きているのかどうかは知らない。)
別にこいつは霊感商法みたいもんだ、というつもりは全くないのだけど。
お買い物だねっと!

楽器とは何か

この「音響メディア」というタグを増やしていきたいと思います。
しばらくは、ネットサーフィンしてて見かけたニュースとかをクリップしていくだけになると思うけど。

ということで、一ヶ月ほど前にポスとしたものをそのままポストし直します。
これがなんの役に立つかというと、一年くらいたつと、僕の役に立つに違いない。
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タグによってはCSSで無効になるらしく、画像と文字の配置を整理する方法が分からない。
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楽器って何だ?とふと思った。
なんの結論もないし、考察も進まないけど。
これは、ただポストするためだけにしてるポストです。



世界最古の楽器はテルミンではない。
シンセサイザー導入時には、「鍵盤」の有無が問題で、既存の音楽的基準との齟齬や調性的枠組みとのバランスが問題だった。
「『音楽』の素材として利用可能な再現可能な音を(再)生産する道具」って楽器の定義は、どのくらいまでなら使えるかな?けっこう簡単に破綻しそうな定義にも思えるけど。
等々


以下、最近面白かったウェブで見かけた雑談ネタの列挙です。

CloseBox and OpenPod > Make: Tokyo Meetingで見た「未来派楽器」 : ITmedia オルタナティブ・ブ�: "からりおん":ちょっと面白い。音の出し方のアイデアだけ、だけど。

















WFMU's Beware of the Blog: Tenori-on: The New Instrument Marketing:TENORION:面白さがよく分からん。出てくる音楽はよくあるようなものじゃないか。










プリンタの駆動音で奏でる電子楽器からりおん(動画)[Make:Tokyo Meeting













80年代の、シンセサイザー演奏ロボット(動画) : Gizmodo Japan(ギズモ�:ロボットがシルクロードを演奏している。最近、昔のシルクロードと新しい方のシルクロードを見て「もう帰ってこない」と呟いた老人を見て、エントロピーの法則と方丈記の話とか結びついて感動した、という人と話をして感慨深かった。







音を感知して歌いだすかわいらしい(?)ガジェット『TENGU』 | 100SHIKI:これは「楽器」じゃないけど、面白い、と思った。







80年前に作られたロボット「學天則」が復元(動画あり) : Gizmodo Japan�: "ロボット産業に力を入れる大阪市":楽器も音も関係ない。表情こわ。大阪市はロボット産業に力を入れてたのか。













WFMU's Beware of the Blog: Early Musical Robots:これは1939のロボット・オーケストラらしい。で、そこにコメントを残していた人のウェブサイト。フランス人の英語。この、ドイツに捕虜になっていたフランス人が作ったロボット・オーケストラは、戦後各国を巡回し、その時にKraftwerkにインスピレーションを与えたらしい。どの程度のインスピレーションかは分からない。

Kraftwerk:クラフトワークのウェブサイトだけど、構成が分からん。




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絶滅寸前のゲーム文化、ピンボール工場の現在 : Gizmodo Japan(ギズモ?:ピンボール台が欲しいなあ。












CloseBox and OpenPod > DS-10、TENORI-ON、KAOSSILATOR、iPhone……あなたはをどれを買うべきか : ITmedia

BBC NEWS | UK | Magazine | Four sound effects that made TV history

firefox3は速い。

firefox3は速い。
すげー。
というだけのポスト。
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そういや、授業した後の感想は基本無しで、見たり聴いたり読んだものの感想を絞ったら、更新減ったなあ。
たくさんの人が見てるわけでもないし、もっと適当に書いたら良いんだろな。
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近況としては、今週末の授業準備に戦々恐々とし続けています。
これは通信学部のスクーリングだし、自分の専門領域以外のことも話さないといけなくてきついので。
前期のヤマと位置づけているのだけど、もう2008年度も3ヶ月たったんですね。
最近、将来のことを思って暗くなる頻度が増えて時間が長くなってるのだけど、暗くなって言い訳とか愚痴とか言い出しそうになったら怖いので、頑張ろう。
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しかしまあ、Firefox 3、はやいなー。

2008年6月12日木曜日

楽器とかピアノとか学園とか6700番とか

CloseBox and OpenPod > ドップラー総統の気分になれる楽器でかい楽器?


:かっこいー衣装。なんでこの時は歌手だったんだ?Googleで検索して調べるのさえめんどくさい。

:せんせーってそんな良いもんか?

:マイクの持ち方とか歌声とか(変声期前の高音、別に上手くない)「大人のような」振る舞いとか、この曲のテクストとか、この「グループ」をめぐる産業構造とか受容のあり方(「大人」の女性が騒ぐ、とか)を分析したら、"「大人(?)」の真似してるガキを見てなんか気持ち悪い"という印象は変わるんだろう。
パッと見て抱いた自分の最初の印象が、考えているうちに、考えることによって変わることこそが、何かものを考えることの醍醐味みたいなもんだと思うから、考えてみないといけない(実際に時間と労力を裂いて、考えたプロセスを文章化しないといけない)とは思う。
けど、このYouTubeの映像見てるのは「現実逃避」してるからなので、そういうことしてる暇はない。
イコノロジーについて20分ほどで説明する準備をしなければ。
今日中に。

2008年6月11日水曜日

9×9=81

81人入る教室で三人相手にミニマル・ミュージックの聞き方について熱心に話した。でかい部屋でミニマル・ミュージック聞くのは楽しいけど、喫茶店とかでしても(したら)良い話やなあ、と思う心は、遠くに置いておくことにした。じゃないと目前の授業ができない。僕のモットーは、目の前にいる人間と会話すること、なのだから(ということにしようと、さっき決めてみた)。
大学が「役立つこと」とかだけ追求するとしても、どうやっても二流以下のものしか出てこないと思うけど、それを言い訳とか隠れみのにするのは醜悪なので、考え直していこう。
と思い始めて、はや一年以上。(僕の気持ちは)後一年ももたないと思うので、しっかり考えよう。

5/23

ある編集者の気になるノート : 「キスの歌」、あなたは何曲知っていますか?:ふーん、と思ったポスト。
高校の頃、バラードとかを嫌うと、かなりの量のぽっぷすを聞けなくなることに気付いたことを思い出した。
男女関係というテーマはそりゃあ無数のヴァリエーションがあるものでそれだけが重要だとも言えるけど、男女関係というテーマは結局のところ単純なものでしかない、とも言えるので、他人の男女関係のお話なんか聞いてもつまらんなあ、と思うと、あんまし聞ける「うた」ってなくなるんだなあ、と思ったことを思い出した。
「他人の考えてることとか主張を聞かされてもなあ…」という理屈で尾崎豊とかも駄目だったのだけど、文章に直すと、なんとも偏見か何かに満ちていた気もする。人生とは「他人」と関係を持つことだと思うので。

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以下が人気のある「キスの歌」ベスト30です。

1 やさしいキスをして DREAMS COME TRUE
2 KISSして KOH+
3 あなたのキスを数えましょう~You were mine~ 小柳ゆき
4 ここでキスして。 椎名林檎
5 Kiss you EXILE
6 もう一度キスしたかった B'z
7 アンバランスなKissをして 高橋ひろ
8 はじめてのチュウ あんしんパパ
9 キスして抱きしめて Misia
10 KISS ME 氷室京介
11 今すぐKiss Me LINDBERG
12 Kiss&Cry 宇多田ヒカル
13 チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ マキシマム ザ ホルモン(←どこまでが曲名なんだか……)
14 キスして欲しい(トゥー・トゥー・トゥー) THE BLUE HEARTS
15 KISS OF LIFE 平井堅
16 車の中でかくれてキスしよう Mr.Children
17 Kiss 加藤ミリヤ
18 接吻 ~kiss~ ORIGINAL LOVE
19 My First Kiss ガガガSP
20 やさしいキスをして 徳永英明
21 チューナイ!! club Prince
22 Amazing Kiss BoA
23 Get チュー! AAA
24 Butterfly Kiss 米倉千尋
25 悲しいKiss DREAMS COME TRUE
26 チュッ! 夏パ~ティ 三人祭
27 KISS or KISS 北出菜奈
28 Kiss Crystal Kay
29 KISSに撃たれて眠りたい 吉川晃司
30 Kiss Me Janne Da Arc

2008年6月6日金曜日

持田騎一郎『儲かる音楽損する音楽―人気ラーメン屋のBGMは何でジャズ?』

儲かる音楽損する音楽―人気ラーメン屋のBGMは何でジャズ? (ソニー・マガジンズ新書 1)
持田 騎一郎
4789732533
これも出たばかりの頃に本屋の店頭で見かけてスルーしてたのだけど、TBS RADIO 小西克哉 松本ともこ ストリーム : 4/24(木)で取り上げられていたのを聴いて買ってしまった。ストリーム恐るべし。Amazon.co.jpで買ったのだけど、立ち読みしてから注文したら良かった。

なぜジャズかというと、無難だから、みたい。
日常生活の中で「BGM」を本当に気にしない人にとっては新鮮な観点で面白いのかもしれない。
「含み笑い」はできんなあ…。

どうやって書いたんだろ?
ばらっばらに書いた断片をつなぎ合わせたのかな?

2008年6月3日火曜日

John Cage-Variations 7

Variations 6
John Cage
B0015U0QNA

amazon.co.jpでは「Variations 6」と表記されてますが「Variations 7」の間違いです。amazon.comでは正しい表記です。
1966年10月のパフォーマンス映像を見れます。E. A. T. (Experiments in Art and Technology)という集まり(?)が行った、9 Eveningsというイベントの時に行われたもので、《Variations 6》を使ってシステムが構想されたらしいです。あんまし「面白い」とは言い難いと思いますが。
なぜ、今頃こういう映像が出て来たのかは知りません。ケージ生誕100年が近いからかもしれないけど。僕は、Silence-MLというケージについて議論するメーリング・リストの情報で知って注文しただけなので詳細は知りません。

ケージの個々の作品について調べたい時には、Andre ChaudronのJohn Cage databaseというウェブサイトをチェックします。その後でケージの作曲技法の発展史の中に位置づけたい時にはJames PritchettのThe Music of John Cage (Music in the Twentieth Century)をチェックします。便利なもんだ。

Variations VII

ルート・メニューでPerformanceを選ばないとaudioだけが再生されるので注意。

The Music of John Cage (Music in the Twentieth Century)
James Pritchett
0521416213


早速YouTubeにあった。こんなことで(何かは)大丈夫なのか?

感動こそがすべてだ

「音楽遍歴」小泉純一郎さん : 著者来店 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE: "「要は自分に合うか、合わないかなんだ。感じるか、感じないか」。"
:この本、読みたい。この本について何か面白いことを考えられるかどうかはすぐには分からないけど。







音楽遍歴 [日経プレミアシリーズ] (日経プレミアシリーズ (001))
小泉 純一郎
4532260019

2008年6月2日月曜日

ラジカセの石垣と、CDプレーヤー(とビートルズ)の壁


ラジカセでできた石垣 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
藤本由紀夫の+/-(壁一面のCDプレーヤーからビートルズの曲が流されている、という代物)を思い出す代物だけど、どんな音が聞こえるんだろう?いちおう、何かの音はあったみたいだけど。




作者のMAIA URSTADという人のウェブサイト



その展示を見た人がFlickrにアップロードした写真(昨晩、FlickrのアカウントをProにしてしまった)
Electrohype2004 074 - Maia Urstad: Lydmur




「藤本由紀夫展+/-」@大阪 国立国際美術館-サエキけんぞう

2008年6月1日日曜日

和歌山、新世界、大阪城、道頓堀、英語、等々

初めて行った新世界は通天閣の五階から見えるラブホの屋上にあった看板。通天閣はエッフェル塔を模して作られたらしいです。新世界は素敵なところでした。

アリゾナから友達が和歌山の両親に会いに来てくれて(詳細はアテネ・オリンピック以降半年程の僕のブログを参照のこと)、和歌山で一泊して粉河寺に行った後、そいつは京大で行われる何かの国際会議のために帰国していたのでそいつの大学の研究室の同僚も奥さんと一緒に来日してて、二人は結婚三周年記念だったのでヴァカンスに来ていたので日本観光をしていて、なので、アリゾナから来た三人にくっついて、新世界、大阪城、道頓堀の食い倒れを経験する、というのをしてました。

色々思うことはあれど、まあ、話しやすいものとして

・ネイティヴの速度でネイティヴなつもりで話されると、半分も分からなくて一時間くらいで根をあげる。難しい話じゃなければ分かるから、ゆっくり話してもらえば良いので、英語を話す時には、初めに、自分はネイティヴな速度では分からない、ということを言っておくこと。
・人生色々
・自分が行っている研究は何でどのように興味深いかを説明ができないと会話にならない。これは文系理系は関係がない。
・早寝早起きすること
・山芋入りお好み焼きは美味しい。
・「OMG」は「おー・まい・ごーっしゅ(×おー・まい・ごっど)」の略

等々。
次は、彼がPhDを取ったら高野山に泊まって精進料理を食べるらしい。

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