2009年4月25日土曜日

『スラムドッグ$ミリオネア』を映画館で見た。



映画『スラムドッグ$ミリオネア』公式サイト
マイカルだと5月後半だけど、奈良市だと今日から見れたので、見てきました。
おくりびとと同じ時に何個もアカデミー賞とった作品だし、金曜の夜だったのに、観客が8-9人しかいなくて、「映画館に映画を見に行く文化」が衰退するのは仕方ないのかもしれないけど、寂しかったです。
で、なんだか奇妙な映画で面白かったです。

スラム出身の教育を受けていない若者がクイズ・ミリオネアで全問正解するのは、そのクイズの問題の答えが、偶然にも、彼がそれまでの人生で遭遇した様々な事件で知った知識で回答できるものだったから。
で、映画は、その回想シーンと現在のシーン(クイズに出ているシーンと、インチキを疑われて警察で取り調べられているシーン)が交錯して作られてる。
と、ここまでは予告編とか広告とかで分かることだと思うけど、映画を見て分かることとして、これはネタばれじゃないと思うけど、「スラムでの生い立ち」と「クイズ・ミリオネアの問題」との関連は別に必然的なものではなくって、つまり、映画のポイントは「生い立ちとクイズとの不思議な関連」ではなくて「スラムでの生い立ち(の回想)」にあって、それがなんだか奇妙で面白かったです。
けっこう悲惨な運命とか事件に巻き込まれていくのだけど、元気な子供が走り回っている映像は元気が出てくるものだなあと思いました。疾走間溢れる映像とか、やたら汚い環境で生きている人間たち、とか。なぜ、英語でインドのスラムの映画を取ってるのかは分からない。

他にいくつか
トレインスポッティングと同じ監督の作品なのに、インドだけが舞台で、でも登場人物たちが途中からみんな英語を話してました。インド訛り英語は、やっぱしちょっと聴き取りにくいです。
・僕は日本の「クイズ・ミリオネア」を10分以上見たことがないと思うけど、なかなか面白そうな番組でした。
・ハッピーエンドは大事だと思いました。
・みんな踊る場面があるのは大事だと思いました。

2009-04-23 - 空中キャンプ

スラムドッグ$ミリオネア - YAMDAS現更新履歴

0 コメント:

ピンポイント天気予報

ninja tools

macromill