Sun Song
Sun Ra
Sun Ra & His Archestraの事実上のデビューアルバムだそうです。彼らがシカゴからカナダにツアーに行ってその帰りにNYに立ち寄ったらタクシーに追突されたのでそれから数年間NYに住み始めた、というそのカナダに出発する前に録音されたものだそうです。
久しぶりにライナー・ノート読もうと思ったところ、「病跡学的」がどうしたこうしたという始まりで、あ、もしかしたら、こういう思考はしても仕方ないよというオチかな、と思ってたけど、別にそんなことはなくて、なんとなく鬱陶しい文章だなあと思ってたけど、最後は、このアルバムは「デビュー・アルバム」なのでその後のアーケストラの様々な音楽的アイデアの萌芽が見られる、というのと、Sun Raをめぐる言説は、なんとなく最終的にSun Raを保護するかのようなスタンスがある、ってのと、Sun Raは、音楽的に格別に新しいことをしたわけではない云々ということが書いてあって、あ、ここは面白いなあ、と思ったら、菊地成孔が書いてました。
ま、あんまし、「音楽的には」(音とか和声の組み合わせだけでは)(音響的には)そんなに面白いものでもなく、「奇妙なビッグ・バンド」でさえなかった気がする。ライブで見たら面白いのかもしれんけど。
2008年2月6日水曜日
Sun Ra - Sun Song
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