2009年6月14日日曜日

『萌の朱雀』をBSで見た。

萌の朱雀 [DVD]
國村 隼.尾野真千子.和泉幸子.柴田浩太郎.神村泰代.向平和文.山口沙弥加 他, 河瀬直美
B000SFJVK2
省略が多いしセリフもあまりなくて、物語はすぐには分からない。
「家族が離散していく話」とも「過疎化していく日本を象徴する話」とも言えるかもしれない。
でもまあ物語が分からないことはそれほど問題ではなくって、それより、(僕には全く縁のない)利権団体とかが視界に入ってこない「美しい田舎」の映像が素晴らしかった。
僕は泣けないけど、泣ける人もいるだろう。
で、このレベルの田舎は、全く想像つかない人もいるだろう。
そういう人にとっては、これは全く面白くない映画だろう。
(僕は、和歌山の田舎をさらに田舎にした感じを想像して、こりゃあかなりのもんだ、と想像する。)



物語的にも映像的にもほとんど関係ないのだけど、この映画を思い出した。
『だれも知らない夏の空』

共通点は、紀伊半島の田舎が撮影されていること。それだけ。

中治人というのは、僕が、学部生時代にバンドとは関係なく知り合ったほぼ唯一の(たぶん)京大生。
映画学のゼミ(英書購読)で知り合って、でもアカデミックな関心は全く持ってない奴で、面白かったけど一言で言うと「だめなやつ」だった。
この映画の後どうなったのか全く知らないけど、検索してみたら、アメリカに行ってる(?行ってた?)らしいことが判明した。
こいつも40過ぎないと浮かび上がらないタイプの人生な気がする。
分からんけど。
元気なんだろうか。
ニューヨークフィルムアカデミー留学映画制作・俳優アクティング・プロデューサー・脚本・デジタル映画の習得


こんな映像あるんだ。
すげー。
ねっとってすげー。
2000年前後、PCは普及してたけどまだブロードバンドはマイノリティだった時代の映像の入手困難さと、ブロードバンドが普通になった後の時代の映像の入手困難さとの落差はかなりある。けど、どっちも僕の20代後半の出来事でしかないってのは驚きなんだけど、時代の変化ってのはそんなもんなんだろう。


これが大ヒットしてた頃、しょうちゃんが生まれて、僕は城陽にいた。


本人の名前で検索してもこれしか出てこない。

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